アラサー女子の漫画の日々

漫画大好きな私のお気に入りや気になった作品を紹介してます。ネタバレもあります。

真田魔里子先生の『ダンボールで育った少女』 ネタバレ&感想

こんにちは♪

漫画大好きアラサー女子のにゃんにゃんです

今日紹介するのは

ダンボールで育った少女】です。

 

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この作品は短編集で
ダンボールで育った少女』
『きょうだい児』
『こんなはずじゃなかった』
『二人目の子供』
があります。

 

 

ダンボールで育った少女』他3編とも
現実に日本の何処かで起こっていても
不思議ではない話だなーって思える作品です。

 

 

今は、暴力的虐待は痣が残ったりするので
ネグレクトの虐待の方が多くなっているのではないかなと
思います。

 

 

 

人としてのあり方を考えさせられるものでした。

 

 

 

ダンボールで育った少女』ネタバレ

その部屋の夫婦は遊び歩いてばかりで
8ヶ月分家賃を滞納してました。

 

 

怒った大家は整理屋さんと一緒に勝手に
荷物を処分しようと部屋に乗り込みます。

 

 

部屋の中はかなりの臭いが充満し
足の踏み場もないほどゴミが散乱してました。

 

 

家賃の足しになりそうな物を売ろうとしますが
めぼしいものは見当たらず
全部処分することに・・・

 

 

整理屋さんが押し入れを見てみると
段ボール箱がガサガサ・・・・動きます。

 

ゴキブリでも大量に繁殖しているのでは?と
冗談半分に話しながら開けてみるとーーー

 

 

中からは子供が出てきたのです。

 

 

このことが発覚し両親は警察に逮捕されます。

 

 

ダンボールの子供の名前は

鹿島沙羅

実年齢は5歳ですが見た目は2歳児ほど・・・・

 

 

沙羅は発見されてから入院しますが
栄養不足から色々な病気を併発しており
心臓・尿結石・白内障・内臓障害・・・・

 

 

他にも自分の糞尿を体に浴びていたので
全身ひどい皮膚病に陥っていました。

 

 

そんな沙羅を引き取ったのは
ひまわり養護院でした。

 

養護院にやってきた沙羅を見た
他の子供達は

 

 

「おばあちゃんみたい」と言うほど
沙羅の容姿は小さくガリガリで
髪は抜け落ち目だけがギョロリとしていたのです。

 

 

沙羅の面倒を見ることになったのは
ベテランの古川先生ですが・・・

 

 

しかし沙羅は古川先生になつかず
先生が世間の常識を教えようとしても
全く覚えず

 

 

ご飯も手づかみでガツガツ食べ
他のこの御飯まで勝手に食べ

 

 

消化できずにその場で下痢をする
何度トイレを教えても部屋のそこら中でしてしまうのです。

 

 

とうとう古川先生は1日中付いている訳にはいかないと
オムツにしてしまったのです。

 

 

そんな様子を心配そうに見ていた
同じ養護院の夏美先生・・・・

 

 

夏美先生は沙羅の担当ではありませんが
気にかけ積極的に話しかけていきます。

 

 

「沙羅ちゃんおはよー」
「今日は天気がいいから夏美先生と遊ばない?」

 

 

次第に夏美先生の言葉に心を開き始める沙羅・・

 

ある日の夜、夏美先生は彼氏と一緒に
こっそりと沙羅を連れ出してしまいます・・・

 

 

 

夏美先生は沙羅をどうするの?
沙羅は普通の生活ができるようになる?

 

 


と、心配しつつ絵にも惹きつけられ
ドンドン読み進んみあっという間に
1冊読み終えます。

 

 

興味があったら読んでみてください。

 

 

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